ホームページをデザインするうえで、デザイナーが考慮すべきSEO対策のポイント

SEO対策

ホームページをデザインする際には、見た目の美しさやユーザビリティだけでなく、SEO対策も重要な要素です。
適切なSEO対策を施すことで、検索エンジンでの表示順位を向上させ、サイトの訪問者数を増やすことができます。

という意味では、コーディングをしないデザイナーであってもSEO対策のポイントを理解していないとホームページのデザインはできないとも言えます。

対策キーワードにあわせてデザインコンセプトを設定する

効果的なSEO対策の第一歩は、適切なキーワードの選定です。
自社の強みや競合他社と差別化できるキーワードを選ぶことで、検索エンジンからのトラフィックを増やすことができます。

自社の強みや競合優位性を考慮することは、ホームページ全体のコンセプトや構造にも影響を与えますので、キーワードを考慮した画面のデザインが必要となります。

ページ構成およびレイアウトは、論理的構造を意識して

ホームページのコンテンツは、論理的かつ明確な構造で配置することが重要です。

見出し(H1, H2, H3など)を適切に使い分け、ユーザーがコンテンツを理解しやすいようにしましょう。

また、内部リンクを効果的に使用して、関連するコンテンツ同士を繋げることもSEO対策の一環です。

容量の大きい画像を使いすぎない

ページの読み込み速度は、ユーザーエクスペリエンスに大きな影響を与えるだけでなく、SEOにも重要な要素です。Googleは、ページの読み込み速度をランキング要因の一つとして考慮しています。

デザイナーは、画面表示速度を意識しながらページデザインをすべきです。
あまりにも容量の大きい画像を使いすぎたり、ぐるぐると動き回るデザインは、画面表示速度を遅くさせるので注意しましょう。

スマホのデザインから作る(くらいの意気込み)

モバイルフレンドリーなデザインは、現代のウェブデザインにおいて必須です。
Googleはモバイルファーストインデックスを採用しており、モバイル対応していないサイトはランキングに影響を受けます。

PROFILE

本間智久
MAMEプロダクションという屋号で、フリーランスのウェブデザイナーとしてお仕事しています。
 
広告や販促物のグラフィックデザイナーを務めた後、求人サイト運営会社にてウェブデザイナーとして勤務。
サイトの運営、リニューアル、特集コンテンツのディレクションや作成、SEO内部施策などの業務を担当。
2012年に独立。
 
趣味は、テレビゲームと酒場巡り。