確定申告のたびに、早くやるべきだったと後悔すること

フリーランス

確定申告の時期になるたびに、「もっと早く準備しておけばよかった…!」と後悔することがありませんか? 私はあります。

特にフリーランスや個人事業主は、日々の仕事に追われているうちに、気づけば申告期限が迫っている…なんてこともよくあります。

そこで今回は、確定申告のたびに「やっておけばよかった」と思いがちなポイントをまとめました。
今年こそスムーズに申告を終わらせるために、今から準備を始めましょう!

銀行口座、請求書、クレジットカードの入出金情報は、すべてCSVで出せるようにしておく

確定申告の際、銀行口座やクレジットカードの利用明細を確認しながら記帳するのは面倒です。
手入力ではミスもしやすいので、CSVデータをダウンロードできるようにしておくのがベストです。

クラウド会計ソフト(freeeややよいオンライン)と銀行口座やクレジットカード情報を連携させて、自動で入出金情報を取得するのもおすすめです。

経費には、事業用クレジットカードのみを使う

プライベート用と業務用の支払いを一緒にしていると、経費の仕分けが本当に大変です。

そこで、まずは事業用のクレジットカードを作りましょう。
そして、事業用の支払いはすべて事業用カードで済ませましょう。

事業用クレジットカードを使う場面は結構多い

  • 仕事用の備品購入
  • オンラインサービスやサブスクリプションの支払い
  • 交通費(新幹線や飛行機のチケットなど)
  • 取引先との会食費
  • カフェで仕事する際のコーヒー代
  • 自動車を使用する場合には、ガソリン代や高速道路料金

支払った税金や国民健康保険料は、一覧にまとめておく

確定申告のときに「あれ?去年の住民税、いくら払ったっけ?」と慌てたことはありませんか?

Googleスプレッドシートに、支払日支払内容(所得税、住民税、国民健康保険料など)金額などをまとめておくと、申告時に必要な金額をすぐ確認できて便利です。

交通費もGoogleスプレッドシートにまとめておく

仕事で移動した交通費も経費になりますが、領収書を保管するのを忘れたり、後から整理するのが面倒だったりします。

  • 使った交通費をGoogleスプレッドシートにその場で記録する
  • 定期的にまとめて、クラウド会計ソフトに入力する

SuicaやPASMOの利用履歴をダウンロードしておくのもおすすめです。

医療費一覧は、マイナポータルで確認できるようにしておく

医療費控除を受けるには、1年間の医療費をまとめておく必要があります。でも、領収書をすべて保管するのは意外と面倒。

  • マイナポータルを活用する
  • 子どもや扶養家族の医療費も確認できるよう、代理人登録をしておく

マイナポータルを使えば、病院や薬局での支払い履歴を簡単に確認できるので、いちいち領収書を探す手間が省けます。

まとめ

確定申告は、事前の準備がカギ!

  • 銀行・クレジットカードの情報はCSVで出せるようにする
  • 業務用クレジットカードを使う
  • 税金や国民健康保険料はGoogleスプレッドシートで管理
  • 交通費もスプレッドシートに記録
  • 医療費はマイナポータルで確認できるようにしておく

これらを実践すれば、確定申告のたびに焦ることなく、スムーズに進められるはずです!
来年こそ、余裕をもって確定申告を終わらせましょう!

PROFILE

本間智久
MAMEプロダクションという屋号で、フリーランスのウェブデザイナーとしてお仕事しています。
 
広告や販促物のグラフィックデザイナーを務めた後、求人サイト運営会社にてウェブデザイナーとして勤務。
サイトの運営、リニューアル、特集コンテンツのディレクションや作成、SEO内部施策などの業務を担当。
2012年に独立。
 
趣味は、テレビゲームと酒場巡り。