暫くの間、新規のコーディング業務はお請けしないことにしました

その他

年度末に向けて、いくらか忙しくなってきました。

これまではコーディングだけのお仕事も喜んで請けていたのですが、
しばらくの間、コーディングだけのお仕事は請けないようにします。

コーディングの仕事は、時間を忘れるほど没頭できて大好きなんです。
しかし、ここ最近コーディング業務が重なってきて、私の精神状態によろしくないなと。

どうしてコーディング業務をお断りすることにしたのか、
その理由をいくつか挙げてみますね。

 

仕事の報酬をアップさせたい

やる気さえあればホームページを無料で作れるようになった今、
コーディング単価は安くなる一方。

ひと昔前には、文字修正しただけでウン万円なんていうこともありましたが、
もはやそういう時代ではありません。

これからもコーディング単価は、どんどん下がっていくことを考えると、
コーディングのお仕事に割く時間はなるべく減らして、
もっと稼げる別のお仕事に時間を費やすべきではないかと。

私の場合は、「デザイン」や「企画」にもっと時間をかけたいと考えています。

 

素人さんからのご依頼が多い

ウェブデザインやインターネットに詳しくない方から、
コーディング業務だけ依頼されることもあります。
費用を抑えたいから、という理由なんだと思います。

そうすると、「ウェブのことわからないから」という理由で
ウェブサイトのことについて質問攻めされたり、
画面のデザインまでチェックしなくてはならなかったり、
打合せのフィードバックにとても時間がかかったり、
コーディング作業以外に、多くの時間を取られることがたくさんありました。

今後「ウェブのことわからない」という方からのご依頼には、
コーディングだけでなく、デザインからお仕事させていただくようお願いするつもりです。

# その方が、お互い良いビジネスになると思います。

 

じっくり考える時間が取れない

コーディング業務では、とにかくスピードが大事だと思っています。

スケジュールがギリギリでも、間に合わせる!

常に納期のことを考えているので、
コーディングのお仕事がいくつか重なっていると、
「ちょっとおかしな精神状態」になります。
(食事中も、ベッドの中でも「はやく終わらせなくっちゃ」と思っています)

デザインの仕事では、スピードよりも、じっくり考える時間が必要です。

どんなビジュアルにしようかなと頭で考えたり、
アイデアを紙に書く殴ったりや、
出来上がったラフを観察して見直したり、

デザインは、最初のアイデアによって方向性が決まってくるので、
このようなアイデア出しの時間を、しっかりとるのが大切だと思うんです。

しかし、コーディングが重なっていると「ちょっとおかしな精神状態」になっているので
アイデア出しの時間を作れるような、余裕のある精神状態ではないんです。

常に納期を気にしているので、パソコンから離れられなくなり、
コーディングしている時が一番落ち着いているって感じ。

結果として、デザインをじっくり考えるような時間を十分に取れなくなってしまった。
デザインを本業の中心にしたいという考えとは、相反するようになってしまったのです。

 

まとめ

コーディングの仕事は大好きだけど、
もっと稼ぎたいし、もっとデザインをしっかりしたい。

そういう思いがあり、暫くの間は新規のコーディング業務をお断りすることにしました。

せっかくフリーランスで働いているのですから、
自分が気持ちよく働けるようにしたいな。

PROFILE

本間智久
MAMEプロダクションという屋号で、フリーランスのウェブデザイナーとしてお仕事しています。
 
広告や販促物のグラフィックデザイナーを務めた後、求人サイト運営会社にてウェブデザイナーとして勤務。
サイトの運営、リニューアル、特集コンテンツのディレクションや作成、SEO内部施策などの業務を担当。
2012年に独立。
 
趣味は、テレビゲームと酒場巡り。