フリーランスでウェブ制作の仕事をしていると、急にウェブ担当者にされて困っている担当者さんに巡り合うことがあります。
中小企業ではよくあるようですね。
そのようなウェブ担当者の口からよく聞く言葉。
「どんなホームページにしたいのか、社長の意向がわからなくて…」
社長の意向がわからないから、何をして良いのかわからない…
そんなお悩みのあるウェブ担当者さんに、ウェブ制作のプロの目線からアドバイスをおくります。
きっと役に立つはずです。
どんなホームページにすべきか、社長に聞いても的確な返答がない…
それもそのはず、実は社長さんだってどんなホームページにすべきか、アイデアがないんです。
もし社長さんがホームページに詳しければ、自社ホームページをどうすべきか、ウェブ担当者にどんどん要望を伝えてくるとは思いませんか?
社長さんはアイデアはもってないけれど、ホームページの必要性は感じているのだと思います。
なんとかしないといけない、と考えている。
それに応える、つまり、ホームページの必要性を考えることこそ、ウェブ担当者の使命なのではないでしょうか。
ホームページの必要性を考える上で、まず考えるべきことはホームページのターゲットは誰なのかということ。
あなたのホームページをみて、喜ばせたい人は誰ですか。
社長さん…ではありませんよね。
喜ばせる相手がわからない場合は、リアルの現場を見てみましょう。
リアルの現場でのお客さんは、ホームページのお客さんにもなってくれるはずです。
喜ばせたい相手がわかれば、何をすれば喜んでもらえるのか、イメージがつきやすくなります。
ホームページのお客さんが誰になるのかイメージがわかないのであれば、競合他社のホームページを見てみましょう。
競合他社のホームページには、自社ホームページに活かせるヒントがたくさんあります。
競合他社のウェブサイトは、できれば100個見てみましょう!
ただ100個見るだけではもったいないので、自社ホームページに活かせそうなコンテンツやデザインなどがあれば、メモしながら見ていきましょう。
急にウェブ担当者に任命され、社長や上司の意向も汲み取れず、何をすべきかわからないとお嘆きの貴方!
先に述べたように、社内にはホームページを良くするアイデアを持ってる人は、誰一人いない可能性が高いのです。
つまり、ウェブ担当者のあなたが考えるしかないのです。
喜ばす相手は社長じゃありません。
本当のお客さんを喜ばせるはどうすべきか、自分で考えて、答えを探してみてください。