ウェブデザインのツールは数多くありますが、今回はWIXを使ってウェブサイトを作成してみました。
初心者からプロまで幅広く利用されているWIXですが、ウェブデザイナーが実際に使ってみてどうだったかをお伝えします。
今回WIXで作成したウェブサイトはこちらから確認いただけます
WIXのウェブサイト作成は、以下のステップで進めます。
WIXでは、アニメーションを簡単に追加できる点が非常に魅力的でした。
ドラッグ&ドロップで要素を配置し、その後簡単な操作でフェードイン、スライド、ズームなどのアニメーション効果を設定できます。コードを書く必要がないため、手軽に作成できました。
WIXで用意された画像はイメージに合わずイマイチでした。
WIXのライブラリには豊富な画像が揃っているものの、特定のニーズに応えられない場合があります。
そのため、プロジェクトによっては、自分で画像を用意することが必要と思います。
自分の撮影した写真や、ストックフォトサイトからダウンロードした画像を使用することで、よりオリジナリティのあるサイトを作成することができます。
WIXのギャラリー機能は非常に高機能で、デザインもきれいに仕上がります。
様々なレイアウトオプションや表示スタイルが用意されており、簡単な操作でプロフェッショナルなギャラリーを作成できます。画像のサイズ調整やキャプションの追加も容易で、ユーザーエクスペリエンスを高めるための工夫が多く取り入れられています。
PCサイトを作成したあとにスマホサイトも作らなくてはいけないのは面倒くさいです。
WIXは自動的にモバイルビューを生成してくれるのですが、なぜか表示崩れしていましたので、細かい調整が必要となりました。
PCサイトを作成したら、自動的にスマホサイトも”いい感じに”生成してくれるとありがたいんだけど。
WIXで自分のイメージ通りのデザインを再現するのは、思ったよりも大変でした。
テンプレートやブロックがある程度制限されているため、細部にこだわったカスタマイズを行うには時間と労力が必要です。
AIが作ってくれるとはいえ、意外と手間がかかるなという印象でした。
WIXは初心者にとっては非常に便利なツールですが、プロフェッショナルな用途では制限が多いと感じました。
ウェブサイト制作の第一歩として利用するのは良いと思いますが、ビジネス利用にはやや厳しい面があります。とはいえ、期間限定の1ページのランディングページの作成など、特定の用途には非常に便利だと思います。