ホームページのセキュリティ対策は、個人や小規模サイトにおいても重要です。
サイバー攻撃の標的となるのは大規模サイトだけではありません。適切なセキュリティ対策を講じることで、サイトの安全性を高め、ユーザーの信頼を得ることができます。
サーバーやホスティングの管理パネル、FTP/SFTPアカウントなどに強力なパスワードを設定します。
パスワードは8文字以上で、大小の英字、数字、記号を組み合わせます。
(パスワードの一例:P@ssw0rd123!)
SSL証明書を導入して、サイトをHTTPSにします。
これにより、サイトとユーザー間の通信が暗号化されます。
多くのレンタルサーバーが簡単にSSL証明書を導入できるオプションを提供しています。
レンタルサービスの管理パネルから設定します。
万が一のときに備え、サイトのファイルとデータベースを定期的にバックアップしましょう。
Gitによるファイル管理、WordPressならバックアップ用プラグインでファイルを管理する方法があります。
サーバー上のファイルやディレクトリのアクセス権限を適切に設定し、部外者がファイルの編集をできないようにします。
FTPクライアントやホスティングのファイルマネージャーを使用して設定できます。
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)は、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護することが可能です。
不正アクセスからサイトを保護し、WordPressなどのWebアプリケーションの安全性を簡単な設定で向上することができます。
多くのレンタルサーバーで設定可能で、レンタルサーバーの設定画面より設定することが可能です。
セキュリティサービスを利用して、定期的にサイトのセキュリティ診断を行います。
有料のセキュリティ診断は非常に高価なので手が出せないで、せめて無料セキュリティ診断をしておくと安心です。(万全ではないです)
無料でセキュリティ診断ができる「VirusTotal」。
無料のマルウェアチェックサービスです。ウイルス、ワーム、トロイの木馬、あらゆる種類のマルウェアを素早く検出できます。
WordPressを利用している場合は、WordPress、プラグイン、テーマを常に最新のバージョンに更新します。
最新バージョンにする方法は、WordPressの管理画面にログインし、アップデート通知が表示されたら速やかに更新します。
多くのCMSには自動更新機能があるため、それを有効にします。
WordPressにはセキュリティ対策できるプラグインが豊富にあります。
ソフトウェアやWebサイトなどの開発現場で実際に使用しているセキュリティプラグインを紹介します。
紹介した対策を組み合わせることで、個人や小規模サイトでも高いレベルのセキュリティを確保することができます。
万が一に備えてセキュリティ対策しておきましょう。